
高知県内の主な河川で、あゆ漁が解禁したことを受け、一般財団法人高知県地産外商公社は、東京・銀座で、四万十川の天然あゆを使った特別料理の提供を開始した。
「ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座」が、初のあゆメニューを展開
これにより、フレンチの名店「ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座」では、初のあゆメニューを展開している。
また、同公社が運営する高知県アンテナショップのレストラン「TOSA DINING おきゃく」では、あゆの塩焼きがコース料理に登場した。
高知県の「四万十川」の夏の風物詩といえば、天然あゆ。かつては1,000トンを超える年間漁獲量があり、多くの釣り人が竿を振る「あゆ王国」だった。しかし、近年は河川環境の変化などにより、年間100トンまで漁獲量が減少している。
こうした川のポテンシャルを活かしながら、あゆを観光や地域振興につなげつつ、あゆの資源回復を図り、漁の文化を次世代に継承するため、高知県は今年3月「あゆ王国高知振興ビジョン」を策定した。
■「ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座」
『高知県四万十川に流れる天然鮎のフリット
夏野菜のエチュベ ホワイトアスパラガスと香り野菜のソースヴェルト』
期間:6月1日(水)~7月31日(日) 予定
料金:Menu Special 6,600円(税込)~の前菜
店舗の詳細はこちら:
https://www.hiramatsurestaurant.jp/paulbocuse-ginza/■「TOSA DINING おきゃく」(銀座1丁目)
あゆの塩焼き
期間:6月1日(水)~8月中旬まで(予定)
金額:ディナー5,000円コースの一品
店舗の詳細はこちら:
https://www.marugotokochi.com/okyaku/ (坂土直隆)