
18日、泥酔し他人の家に入り、住人が寝ている布団に潜り込んだとして、高知県警の50代男性警部が減給3カ月(10分の1)の懲戒処分にされていたことが関係者への取材でわかった。
県警観察課によると、警部は9月18日午後6時ごろから高知市内の飲食店で知人らと酒を飲み、翌日午前3時半ごろタクシーで帰宅。自宅近くでタクシーを降りた後、付近を歩き回り同市内の男性宅アパートに入り込んだ。玄関にはカギがかかっていなかったという。
布団には男性が寝ており、隣には男性の子ども2人が寝ていた。男性はすぐに気付き110番通報。警察官が駆けつけた後、警部はその場で謝罪し被害届は出されなかった。
調べに対して警部は「タクシーを降りてからほとんど記憶がない。申し訳ない」と話している。