
一般社団法人 日本損害保険協会 四国支部では、現地の同支部高知損保会の協力を得て、一般社団法人 高知県損害保険代理業協会、高知大学との共催で、「防災セミナーin高知」を1月13日に開催した。
同協会として初めて高知県で防災セミナーを開催し、当日は131人の高知県民が参加した。
第一部では、高知大学教育研究部自然科学系理工学部門教授・同大学防災推進センター副センター長の原忠氏が、過去の大地震から学ぶ新しい地震対策や地震への備え、そして高知大学の研究成果を踏まえた実践取組について講演した。
第二部では、高知県危機管理部南海トラフ地震対策課長の浜田展和氏から、「高知県が取り組む南海トラフ地震対策」と題し、高知県の地震対策(命を守る対策、命をつなぐ対策、助かった命をつなぐ対策)について講演があった。
第三部では、日本損害保険協会四国支部事務局長の菊池宏明氏から、「地震保険について~巨大地震への経済的備えは大丈夫ですか?~」と題し、自助としての経済的備えである地震保険の成り立ちや概要について講演があった。 (慶尾六郎)