国内外で自然災害、紛争や貧困など人道危機や生活の危機にさらされた人々を支援する日本発の国際NGOである認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパンは、高知県と「災害等緊急時における連携協力に関する協定」を、11月20日(水)に締結した。
「1秒でも早く、1人でも多く。」の命を助けるための支援活動
協定は、南海トラフ巨大地震をはじめとした大規模災害時における、被災地支援の更なる強化を図ることを目的に、高知県と特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパンが協定を締結したもの。
ピースウィンズ・ジャパンが運営する空飛ぶ捜索医療団"ARROWS"は、患者搬送に活用するヘリコプター2台や、海からの支援活動を可能とする民間初の「災害医療支援船 “Power of Change(PoC)”」を保有しており、発災時には、道路が寸断され孤立している地域への人命救助活動や物資支援を行っている。
高知県と共同で防災訓練実施などを行い、災害に備えて連携を強めていき、迅速に被災地現場へ入り、医療、捜索、救助等の活動を幅広く実施することで、「1秒でも早く、1人でも多く。」の命を助けるための支援活動を続けていく。
(坂土直隆)