
株式会社日本M&Aセンターは、高知県南国市でキュウリの生産を行う株式会社下村青果商会と、岡山県岡山市で焼却・水処理施設の維持管理および修繕工事などを行う、西日本設備管理株式会社の資本提携を支援した。
圧倒的な日本一のキュウリ生産企業目指す
下村青果商会は、日本トップクラスのキュウリの生産量を誇る企業。
栽培したキュウリは、首都圏を中心に市場外流通させ、自社で価格設定しており、高い収益力を確保している。今回、会社を2倍3倍と成長させることで、圧倒的な日本一のキュウリ生産企業となることを目指す。
資本提携の相手は、岡山県内で焼却・水処理施設の維持管理および修繕工事業を営む西日本設備管理。既存事業以外の収益力のあるビジネス領域の裾野を広げる中で、農業へ参入している。
直近で、ショウガを生産する会社とも資本提携をしており、今回の件と相乗効果が見込めるため、下村青果商会を譲り受けた。
提携後、西日本設備管理の鬼山昌典氏は、下村青果商会の下村晃廣氏よりノウハウを引き継ぎ、ハウスの増設による生産の拡大や販路の拡大などに取り組む予定。
(坂土直隆)