
海と日本プロジェクトin高知県実行委員会は、12月3日(土)・4日(日)に、黒潮冒険団2022「高知の海から生まれる『おいしい!』~高知の海を学び隊!守り隊!~」を開催した。
「土佐節」という高知の宝を、児童たちが知るイベント
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環。テーマは、「海を守ることは、自分たちの高知の宝を守る」こと。
高知の宝である「土佐節」に興味を持つことで、そこから見える海の課題を自分ごと化し、さらには、その課題解決に向けた意識を高めるため、「周囲の人に海の課題に興味を持ってもらうには、どうすればいいか」を考えた。
イベントでは、児童たちが、この高知が誇る「土佐節」の歴史を学んだあと、実際に自分で「土佐節」を削って食べた。
生産者の方のサポートもあり、だんだんスムーズに削れるようになっていたという。炊きたてのご飯に乗せて食べると、各テーブルから「おいしい!」「めっちゃうまい!」と歓声が上がった。今まで知らなかった「土佐節」という高知の宝を、児童たちは知ることができた。
【イベント概要】
・開催概要:かつて日本中を席巻した高知生まれのカツオ節
「土佐節」をフックに、カツオの漁獲量減少な
ど、高知の海の課題を2日間にわたって学ぶイベ
ント。
・日程:12月3日(土)・12月4日(日)
・開催場所:土佐市宇佐町
・参加人数:高知県内の小学5・6年生10人(男子4人・女子6
人)
・協力団体:土佐市教育委員会、NPO法人黒潮実感センター、
高知県漁協協同組合宇佐統括支所、竹内商店、上
岡企画編集室
(坂土直隆)