
リネットジャパングループ株式会社の子会社のリネットジャパンリサイクル株式会社は、高知県高知市と協定を締結し、7月21日(木)から、自治体公認の宅配便を活用した、使用済パソコン・小型家電の回収を開始した。
7月21日に高知市の岡﨑市長と協定式を実施した。高知市との協定締結は、全国で583例目、高知県内では初めてとなる。
使用済みパソコンは1台ずつ手作業で解体し、再資源化処理を
高知市では、「高知市一般廃棄物処理基本計画」に基づき,「環境負荷の少ない循環型社会の構築」に向け、各種リサイクル法制度 の活用や、3Rの推進に向けた啓発活動、小学校等での環境学習等の取組を進めている。
しかし、ごみの減量や再資源化率の向上に向けて、さらなる取り組みが必要な状況だった。
今年4月に、「プラスチック資源循環法」が施行されたことを始めとして、資源循環の在り方を検討する中で、利便性が高く、住民が参加しやすいサービスであることや、高い再資源化実績であることを踏まえ、今回の協定締結にいたった。
回収した使用済みパソコンは、セキュリティが確保されたリ、ネットジャパンの専用施設に運ばれ、1台ずつ手作業で解体し再資源化処理を行う。
この手作業の工程において、リネットジャパンは知的障がい者を一般就労で雇用し、集中力が高いという特性を活かして、知的障がい者が活躍できる職場づくりを推進している。
(坂土直隆)