
プラスクラス・スポーツ・インキュベーション株式会社(PSI)は、高知県土佐町と地域おこし企業人交流プログラムによる研修派遣に関する協定を締結した。
カヌー競技を軸に土佐町の活性化を図る
協定の目的は、土佐町の地元の資源でもある早明浦湖を活用し、カヌー競技を軸に土佐町の活性化を図る町の政策を、PSIが今まで実践してきたスポーツマーケティングのナレッジとノウハウで実現を支援するためのもの。
目標は、地域唯一の高校である「嶺北高校」からカヌー競技において日本代表を生むこと。
そして、土佐町から代表選手を生むことで競技熱が上がり、地元の小中学生は嶺北高校へ行きたいと思い地元に留まり、地元以外の県内・県外からは、いわゆるカヌー留学を検討する学生増加を図る。
そして、土佐町の唯一の高校は魅力を持ち、学校として存続・発展していくことができる。そんな世界観をイメージしているという。
嶺北高校では、このカヌーの取り組みだけではなく、更なる高校の魅力化を図るために授業内容や周辺環境の充実など新たな取り組みを多数実施している。 (慶尾六郎)