砂浜を美術館に見立て
高知県の黒潮町入野の浜で、ゴールデンウィークの5月1日〜5日まで「Tシャツアート展」という珍しいイベントが開催されました。
「Tシャツアート展」は浜辺に杭を打ち、ロープを張り、洗濯物を干すようにTシャツを並べて展示します。入野の浜を砂浜美術館と名付け、その砂浜にTシャツを展示します。
Tシャツは自分でデザインします
展示するTシャツは、デザインを提供者が描き砂浜美術館事務局に事前に申し込みます。作品1点につき4,000円で申し込みをし、砂浜大賞 [1点] には10万円、優秀賞[2点]各5万円が当たる特典もあります。
Tシャツは砂浜美術館で展示、7月には草原美術館で展示、その後Tシャツの提供者の元に戻されます。
「Tシャツアート展」
波が寄せるとTシャツは砂浜に写り、風が吹けば踊りだす。雨が降っても大丈夫、たくさんのTシャツが並べば、そこにひとつの「現代芸術」が完成する。砂浜美術館はこの発想から始まった。
2009年8月にはモンゴルの首都ウランバートルでもTシャツアート展が行われました。砂浜にTシャツをゆらゆらと展示するという、新しい形のイベントです。
NPO砂浜美術館
〒789-1911高知県幡多郡黒潮町浮鞭3573-5

砂浜美術館
http://www.sunabi.com/doc/tshirt.html