龍馬・鵜飼・東尋坊 各県の名物が硬貨に
2010年5月10日、大阪市北区の造幣局にて
高知・
福井・
岐阜3県分の
地方自治法施行60周年記念貨幣の打ち初め式が催された。
硬貨のデザインは3県それぞれの特色をあらわしている。高知県は大河ドラマで人気を博している
幕末の志士・坂本龍馬の肖像がデザインされている。岐阜県は
長良川の鵜飼の様子が、福井県は
恐竜と名所・東尋坊が描かれている。
各県ごとに
千円銀貨と
五百円硬貨の二種類が用意されている。打初め式には高知県から尾崎正直知事、岐阜県から古田肇知事、福井県から西川一誠知事らが出席した。県知事らが製造機のスイッチを押すと、美しいデザインの真新しい硬貨が次々とできあがっていった。
記念硬貨に実在する人物の肖像を採用したのは、今回の高知県分が初めての試みだという。尾崎県知事は、
新しいもの好きの龍馬もきっと喜んでいることだろうと語った。
これら記念硬貨は数量限定となっている。記念硬貨コレクターも歴史好きの方も購入を考えている場合は早めに申し込むことをおすすめする。
独立行政法人 造幣局