青空マーケット「日曜市」
高知県で有名なものといえば何でしょうか。ホエールウォッチング、坂本龍馬、お遍路、カツオのタタキと色々と有りますが、日曜市をお忘れではないでしょうか。
高知の日曜市は全国でも類をみない規模を誇り、「日曜市でないものはない」と地元で言われるほど盛んに行われています。
約1.3Kmに渡り530件以上の屋台が並ぶ青空マーケットで、農作物を中心に、農具、骨董品、衣料品、打ち刃物、植木や苗などを扱っています。
人気の中心は農産物
特に農産物を買い求めに来られる方が多く、トマト、ほうれん草、文旦、大根、むかご、赤芽芋、どんぐりあめ、ひやしあめ、つけもの、いも天、アイスクリンなど地元で人気の食材が豊富で「土佐の台所」といわれる所以です。
日曜市の歴史は古く明治5年(1872年)に期限があるとされており、街路市が開設されるようになったのは元禄3年(1690年)ともいわれています。最近では無農薬にこだわる野菜も出店されており、高知県の各地から出店にきています。
実は他にも市があります
地元の方しかご存知ないと思いますが、実は他にも火曜市、水曜市、木曜市、金曜市もあります。これらの市は交通量の増加などにより、危険が増し移転などをした経緯があります。日曜市に比べると小規模で運営し、更に地元密着型といえます。
都会で青空市はなかなか行われません。高知ならではの綺麗な空気の空の下で、ゆっくりと日曜市を散策するのも楽しいかもしれません。

高知を体感 日曜市
http://www.attaka.or.jp/feature/2005/taikan/nitiyouiti/index.htm