高知県は、2022年9月21日に本格稼働を開始した農業データ連携基盤IoPクラウド(SAWACHI)について、ユーザーとなっていた高知県内の数が1,000戸を突破した発表した。
この節目を祝して、高知県庁においてセレモニーが開催され、濵田知事より農家に登録証が授与された。
測定している温度などの圃場環境データを簡単に確認
SAWACHIにスマートフォンやパソコンからログインすると、いつでもどこからでも、測定している温度などの圃場環境データを簡単に確認できる。
測定する機器は、SAWACHIとの連携設定ができればメーカーや機種によらず対象となる。また、出荷量や気象など、営農に関連する他の様々な情報も一緒に確認することができる。
IoPプロジェクトは、産学官連携での生産者支援の取り組みであり、これらのデータは生産者本人だけでなく、県の普及員やJAの指導員も営農支援に活用する。
また、研究や製品開発にも活用し、より良い機器やサービスの創出を通じた生産者へのフィードバックにもつなげている。
【これまでのお知らせ】
高知県がIoPクラウド(SAWACHI)の本格運用を開始(2022年9月21日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000072923.html (坂土直隆)