
一般社団法人 救急医療・災害対応無人機等自動支援システム活用推進協議会(EDAC)、関株式会社、株式会社リアルグローブは、6月9日に高知県主催の県防災訓練にて、「Hec-Eye」と連携したドローンを活用して、「RESCUE REQUEST」に表示された避難者および要救助者の人数や現場状況実証を実施した。
水難救助の想定現場でリアルタイムで位置情報と映像を配信
実証では、水難救助の想定現場でリアルタイムで位置情報と映像の配信ができる「Hec-Eye」と連携したドローンを飛行させて、迅速な避難情報の発信を可能とする「RESCUE REQUEST」に表示された「緊急」「避難者」数の把握が行えるかどうかの確認を行った。
当日は、南国市および香南市のサテライト会場2地点で同時にドローンを飛行させ、双方の現場状況や避難者情報を市の防災担当者に相互的に確認した。
実証を通じて、複数現場で同時多発的に被害の発生が想定される災害において市町村を跨いだ連携が望まれることを考慮した時に、複数の遠隔地でリアルタイムに位置情報と映像を共有できるサービスおよび緊急時でも単純かつ迅速に行える情報発信手段の有用性が高いということを確認できた。 (慶尾六郎)