
四国一小さな町である高知県安芸郡田野町に県内でも珍しい『石庭』が復元した。
『四国一小さな町』をみんなが集まる場所にしたい!
田野町(たのちょう)は、東西2.2km、南北4km、総面積6.56㎢という『四国一小さな町』。その町にある、かつて豪商が住んでいた県指定文化財・旧岡家住宅を「みんなが集まる場所にしたい!」という地元の強い願いで「庭修復プロジェクト」がスタートしたのはおよそ1年前。
町民が互いに声をかけあい、過去に建築関係の仕事をしていた経験を持つタレントのユージをプロジェクトリーダーに迎えた。
手つかずで荒れ放題だった庭を掃除することからスタートさせたこのプロジェクトは、少しずつ時間をかけて、元の庭の風景を壊すことなく、見事に美しい庭へと修復された。
2月25日にはプロジェクト完成披露が催され、石庭の片隅には、記念に「ハナモモ」と「カンヒザクラ」の植樹が行われた。
住宅の表座敷では、ユージが一日店長となって、この日だけの限定カフェもオープン。
メニューは、高知市内の人気イタリア料理店「リーベロ」が特別に用意してくれた「フォカッチャ」と「ブリュレ」、そして町民手作りの「ゆずジュース」と「甘酒」を用意。
また、ユージはこのプロジェクトだけに止まらず、今後も積極的に田野町の町おこしプロジェクトに関わっていきたいと話した。
(慶尾六郎)