エビス顔の「エビスザメ」
「エビスザメ」という珍しいサメが大阪市の水族館「海遊館」に仲間入りしました。高知県で捕獲されたこの「エビスザメ」は、エビス顔をしている珍しいさめです。
現存する多くのサメに背ビレ2つありますが、「エビスザメ」は背ビレが1つしかありません。また、他の多くのサメが左右に5対のエラ孔を持つのに対し、エビスザメは7対のエラ孔を持っています。
関西では「海遊館」でのみの展示
「エビスザメ」大昔の絶滅した種類のサメと共通する点が多く、原始的なサメの1種と考えれれており、関西圏ではこの「海遊館」でしか鑑賞できません。
「エビスザメ」は世界中の温帯地域に生息し、全長は最大で3メートルにも達します。かわいいエビス顔とは裏腹に、凶暴なサメとしても知られ、群れで狩りをしアザラシやイルカ、また他の種類のサメなどを捕食します。
恵比寿神から命名されたと言われる、この珍しい「エビスザメ」を鑑賞しに「海遊館」に行かれはいかがでしょうか。

えびす顔の「エビスザメ」、海遊館初登場!!
http://www.kaiyukan.com/topics/2010/05/topic_000575.html