SWAT Mobility Japan株式会社(SWAT)は、10月2日(水)から、高知県いの町で実施される、実証実験用のAIオンデマンド交通運行アプリ「伊野循環線予約アプリ」の提供を開始した。
AIオンデマンド交通導入で、乗車時間を26分以上削減の可能性あり
SWATは、令和5年度に高知県いの町の利便増進実施計画策定を支援した際に、町営バス伊野循環線のJR伊野駅へのアクセス改善を試みた。
その施策として、乗降データや人流データを元に、AIオンデマンド交通導入に向けたデータ分析・シミュレーションを実施。その結果、従来の定時定路線と比較すると、乗車時間を26分以上削減できる可能性があり、利用者の利便性が大きく向上することが分かった。
このシミュレーション結果を踏まえ、AIオンデマンド交通の実証運行を10月2日から開始。定時定路線型の輸送が適している朝夕の通勤時間帯に関しては、定時定路線の運行をそのまま維持し、日中の時間帯のみオンデマンド交通の提供を行う。
●運行概要
実施期間:10月2日(水)~ 12月31日(火)(予定)
運行時間: 8:00~17:00 (12:00から13:00は休憩)
乗降場所:停留所マップ参照(令和6年10月2日現在)
利用方法:アプリ「伊野循環線予約アプリ」もしくは電話にて予
約(電話予約は8:30~17:00)
料金:無料
(坂土直隆)