
高知県土佐清水市と株式会社トラストバンクは10月1日(木)より、土佐清水市が実施する新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて滞った市内の経済活性化対策として、全市民を対象に市内の店舗で利用できる1万円分のデジタル地域通貨「Meji-Ca めじか」の配布を開始した。
全市民を対象としたデジタル地域通貨の取り組みは四国初となる。
また、11月1日(日)から、市内の対象店舗で「めじか」をチャージすると、チャージ額の5%のプレミアムポイントがもらえるキャンペーンを開始する。
全市民を対象に1万円分のソウダガツオの配布を開始
この取り組みでは、トラストバンクが開発する自治体向け地域通貨運用プラットフォームサービス「chiica(チーカ)」を活用する。
土佐清水市は、8月3日、新型コロナウイルス感染拡大防止のための外出自粛により滞ってしまった市内の経済活性化対策として、市内の「めじか」取扱店に限定して利用できる土佐清水市のデジタル地域通貨「めじか」を配布する「土佐清水市経済活性化対策事業」を発表した。
10月1日(木)より、全市民を対象に1万円分の「めじか(ソウダガツオ)」の配布を開始するとともに、市民は飲食や物販などの市内取扱店で、同通貨を利用することができるようになった。
「めじか」の通貨単位は1SODA=1円で換算
「めじか」の受け取り方法は、全市民に10,000SODA(ソーダ)(1万円分)がチャージされたカードが郵送で届く。SODAは、「めじか」の通貨単位で1SODA=1円で換算される。
「めじか」の利用方法は、市内取扱店にて利用者がカードを提示し、店舗側がカードに記載されたQRコードを読み込むことで、決済が完了する。 (慶尾六郎)